スペイン1部リーグは既に第18節まで終了しているが、最もドリブルを仕掛けた回数が多いのは、今年のバロンドールを獲得したバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(32)だとスペイン紙アスが25日に報じている。

メッシのここまでのドリブル回数は98回。これにセビージャのオカンポス(92回)、エイバルのオレジャナ(88回)、セルタのデニス・スアレス(81回)、ベティスのフェキル(80回)、レアル・ソシエダードのウーデゴール(74回)とオヤルサバル(70回)、オサスナのエストゥピニャン(64回)、ビジャレアルのアンギサ(63回)、レガネスのオスカル(60回)が続いている。

また、メッシのドリブル成功率72%(98回中71回成功)となっている。1部リーグでこの数字を上回るのは91%のアンギサのみ。そしてメッシの後にレアル・マドリードのアザール(66%)、そしてフェキル(65%)が続いている。

そして2005-06シーズンから今シーズンの15シーズンの、1部リーグ第18節終了時までの全チームのドリブル合計数(1試合平均のドリブル数)を見てみると、2005-06シーズンが9531回(25・08回)で、ピークが2013-14シーズンで1万6326(42・96回)だった。そこから年々減少傾向にあり、今シーズンは1万3047回(34・33回)となっており、6シーズン前と比べ全体で3200回、1試合平均で8回以上少なくなっている。(高橋智行通信員)