トルコ1部ガラタサライに所属するDF長友佑都(33)は、今季の残り公式戦に出場することができなくなる可能性が出てきたが、100万ユーロ(約1億2000万円)は得られると、トルコ紙ミリエットが30日に報じた。

ボローニャへの移籍報道が出ていた長友だが、現状では移籍発表はされていない。トルコ・サッカー協会の規定により、公式戦に出場できる外国人枠は14人で、登録されない選手は今季の出場ができなくなる。現在、ガラタサライには長友も含めて外国人が17人在籍。3人がリストから外れることになる。

3人の候補として、DFルインダマ、MFエンゾンジ、そして長友の名前が挙がっている。エンゾンジはフランスのレンスへの移籍が決定的。だが、長友の移籍交渉は合意に達していないと伝えている。

もし、長友がリストから漏れた場合、今季の公式戦に出場できなくなることが決定する。だが、同紙によると、半年間はクラブから報酬が支払われることになるという。長友はプレーせずとも、100万ユーロの報酬を得ることになると伝えた。(オルムシュ由香通信員)