日本代表MF堂安律(21)が古巣との一戦で、リーグ戦では8試合ぶりの先発出場を果たした。

堂安は左ウイングでプレー。後半33分に途中出場したFWブルマが左ウイングに入ると、慣れ親しんだ右に移動してフル出場した。

主な一問一答は以下の通り。

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-先発は急だったか

堂安 昨日言われて。準備はしたつもりでしたけど、いつもと違うポジションでしたし。少し、いつも通りのプレーができたというと、そうでもないというのもあります。ただ、今必要なことはやったと思います。もちろんゴールとか出せれば良かったですけど、しっかりチームが勝てたということを次にしっかりつなげればと思います。

-久しぶりのフローニンゲン

堂安 少し慣れ親しんだ道を車で通ったときには、半年くらいなので、懐かしいなというのはありました。今日も試合前、少し1人で散歩しましたけれど、懐かしいなと思いました。

-左サイド、窮屈そうに見えた。

堂安 その通りだと思います。自分自身も窮屈でしたし。どういうシュートパターンがあるかはわからないまま試合に出てたので。今日は僕だけじゃなく、選手は、だれもあまりいい形でボールを受けられなかった。そこは課題ではありましたけど、しっかり90分、久々だったのでいいランニング練習になりました。

-チームは上向き。

堂安 ここからどうなるかはわからないですけど、アヤックス、AZ、フェイエノールトも調子がいいですし。しっかり自分たちは勝ち点を積み重ねるしかない。

-新型コロナウイルスの影響について

堂安 日本での状況は僕らは分からないので、どうなっているかは分からない。ただ、いろんな記事を見ていると、こんな時期に学校が休校になっているとか、そういうのを聞いているとね。どうしても僕たちが中学生、高校生だった時なら嫌やなと思うし。小、中、高は取り戻せない時間なので、そこに対してはすごく同情してますね。

-代表戦がキャンセルになって

堂安 すごくもったいないです。3月にキャンプが10日間、もしあったときに、やれることをすべてやろうと思った。チームメートと話してた、いろんな話をしていたし、森保さん(監督)も、マネジャー含めて。本当にやることが山積みだったので、それができないのは本当に、森保さんもすごく悲しんでいると思います。

(エリーヌ・スウェーブルス通信員)