元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏(59)が、涙ながらに新型コロナウイルスの影響で生活に苦しむ人々への支援を訴えた。18日に報じた英紙サンによると、コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に苦しむ人々をサポートする団体コラゾネス・ソリダリオスの公式インスタグラムに動画で登場。プーマのタンクトップ姿のマラドーナ氏は感極まりながら「コラゾネス・ソリダリオスと連帯し、支援してほしい」と目に涙をためながら呼び掛けたという。

同氏はアルゼンチン・ブエノスアイレス南部ラヌースで貧しい家庭の子どもとして生まれている。生活困窮する子どもたちに、経済的に苦しみながら親に支えられた自らの少年時代を照らし合わせて感極まった様子。11年に死去した母ダルマ・フランコさんの愛称(ドナ・トタ)を叫びながら「私のすべての愛情は私のお母さん、ドナ・トタのすべての愛によるものだ」。涙を流し、サムズアップしながらコメントを締めくくった。現在、マラドーナ氏は現在、都市封鎖中のブエノスアイレスの自宅で待機しているという。