久保建英が所属するマジョルカのビセンテ・モレノ監督が、スペインの国営テレビ局TVEで来月予定されるリーグ戦の再開について語った。

指揮官はリーグ戦の再開予定日が6月12日と報じられたことを好意的に受け止めているものの、1週間に2試合を戦わなければならないハードスケジュールに直面することについて「我々は毎週、マジョルカ島を離れるために、飛行機とバスに乗る必要があるし、水曜日、日曜日、水曜日とプレーしなければならない。(リーグ戦と平行して)ヨーロッパの大会を戦うことに慣れているチームはダメージが少ない日程だ」と見解を示した。マジョルカはそうした日程になれていない。

そしてリーグ戦が無観客開催になることについては「観衆がいないことはハンディキャップになる」と率直に語っている。実際、マジョルカはホームでサポーターの大きな後押しを受け、総獲得勝ち点25のうち20をホームスタジアムのソン・モッシュで手にしている。

現在18位と降格圏内で苦しむマジョルカは、リーグ戦再開初戦でホームに首位バルセロナを迎えることになる。

(高橋智行通信員)