スペインリーグは15日までに、13日に開催されたマジョルカ-バルセロナ戦でピッチ乱入した男を刑事告訴すると発表した。この男は無観客試合にもかかわらず、試合会場に忍び込み、バルセロナFWメッシとの記念写真を希望。その場所で拘束されていた。マジョルカではMF久保建英も出場していた。

同リーグは「許可なく、健康法によって確立されたプロトコルに違反し、セキュリティースタッフの命令にも違反した。ラ・リーガ(スペインリーグ)はまた、他の人々の健康を危険にさらし、競争の完全性を損なう危険をおかすこの種の行為に対する絶対的な非難を示すことを望んでいる」と声明を出した。

ピッチ乱入したファンは、メッシの名前と10番が背中にあるアルゼンチン代表シャツを着ており、後半途中でのピッチに入り、新型コロナウイルス拡大抑制の安全対策に違反。警備員と警察に追い出された後、スペインのラジオ局のインタビューに応じ、スタジアム侵入のため、2メートルのフェンスを乗り越えたことを明かした。「試合が行われていることを知っていたので、これを計画していた。メッシとの写真を撮り、彼が私のアイドルであるため彼に会いたかった」と訴えていた。なおマジョルカはファンがスタジアムに侵入した方法を調査している。