ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)が前半23分にセリエA通算43得点目となる先制のPKを決め、かつてACミランなどで活躍した元同国代表MFルイコスタ氏(48)を抜き、同リーグでプレーしたポルトガル人のトップスコアラーとなった。23日、オーストラリア公共放送局「SBS」が運営するスポーツメディア「The World Game」がその偉業を伝えた。

ロナウドは18-19シーズンにスペインの名門レアル・マドリードからユベントスに移籍し、31試合に出場して21得点を挙げた。今季もこの試合まで22試合出場21得点と昨季を上回るハイペースで得点を量産。かつてフィオレンティーナやミランでプレーしたルイコスタ氏はMFであるため単純比較はできないが、ボローニャ戦での今季22得点目で、そんな母国の先輩を超えることになった。

同メディアによると、ロナウドはこれまで所属してきたビッグクラブで軒並み、歴代ポルトガル人トップスコアラーになっているといい、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド時代には196試合出場84得点、レアル・マドリードでも292試合で311得点を記録。歴史に名を残すストライカーとして長く活躍し続けている。

なお、同試合にはボローニャの一員として日本代表DF冨安健洋も出場していた。