1度は退団の意思を告げながらも、最終的にバルセロナに残留したアルゼンチンFWリオネル・メッシ(33)について、マンチェスター・シティーの最高執行責任者(COO)オマール・ベラーダ氏が9日、米メディア「ザ・アスレチック」のインタビューで、将来的に契約に動く可能性があることを語った。

「獲得の可能性が再びあるかどうかは分からないが、もしレオ・メッシがバルサを退団し、その可能性が浮上した場合、我々は契約のオプションを検討するかもしれない」と明かしている。

メッシについては「並外れたタレントであり、世界中のすべてのクラブに対して、即座に素晴らしい影響を与えることができる。世界一の選手なのでどのクラブも彼を欲しがっていると思う」と称賛。さらに「マンチェスター・シティーとの契約が話題になったという事実は、わがクラブの近年の成長ぶりをうかがえるものになっている」と、クラブの急成長を強調していた。

マンチェスター・シティーは8月25日にメッシがバルセロナに退団の意向を正式に告げたと報じられた際、移籍先の有力候補の1つに挙がっていたが、最終的にメッシが残留を表明したことでプレミアリーグ行きが実現しなかった。

(高橋智行通信員)