ビリャレアルは30日、スペインリーグ第11節でレアル・ソシエダードと敵地で対戦した。ウナイ・エメリ監督(49)は試合後、首位チームと1-1で引き分けたことについて次のような見解を示した。

「悪くない勝ち点だ。Rソシエダードは首位に立っている、素晴らしい瞬間を過ごす強いチームだからね。我々はこの勝ち点を評価しているが、我々の目標にとっては十分ではなかった」と残念がった。

Rソシエダード戦については、「チームはさまざまなことが起こった試合を戦った。前半は彼らの方が優れていたかもしれないが、我々は後半、ゲームをよりコントロールしてボールをキープし、アタッキングサードに進入したが最後のプレーで決定力を欠いた。この引き分けは妥当だよ。主審の判定はCKを除き、直接的な影響はなかったと思う」と分析している。

チーム状態については、「満足しているが、もっと改善する必要がある。我々は3試合続けて引き分けているし勝ちたかったが、チームのパフォーマンスに満足している。我々には改善の余地があると思うので、少しずつそれをやっていくつもりだ。私は自分たちに競争力があることを好んでいるが、改善することができる」と答えた。

試合終盤、PKの可能性がありながらも見逃されたVARについては、「まだ調整が必要だが、私はVARを支持している。そのため私は、重要な決定であったとしても、それに賛成しているし受け入れているよ」と擁護した。

レギュラーのモイ・ゴメスが負傷欠場しさまざまな選択肢がある中、左サイドにサイドバック2選手を先発起用したことについては、「我々はペルビス(エストゥピニャン)とペドラサで、前線から守備にかけて非常に強力なサイドにすることを求めた。サイドの守備は良かったよ。モイ(ゴメス)がいなかったので、私はよりリズムのあったペドラサを選んだんだ。若い選手たちもいたが、私はより成熟し経験ある選手がベストだと考えた」と起用法を説明した。(高橋智行通信員)