日本代表MF久保建英(19)が所属するビリャレアルは敵地でシワススポル(トルコ)に1-0で勝ち、I組首位で決勝トーナメント進出を決めた。

この日、久保は得意とする右サイドで先発出場。前半から積極的に攻撃参加した。チームも一時ボール支配率が80%を超えるなど主導権を握る。21分には久保が右サイドからドリブルでペナルティーエリア内へ進入しチャンスを迎えるも、ラストパスが合わずシュートまで持ち込めなかった。

その後も右サイドバックのペーニャと呼応し合い、パス交換から右サイドを崩しにかかる場面が続く。セットプレーではコーナーキックのキッカーを務め、決定機につながるボールも供給した。

しかし得点にはつながらないまま前半が終了。後半に入っても運動量が落ちることはなかったが、13分にMFジェレミとの交代を告げられ、舌を出す表情も見せながらベンチに下がった。

チームは30分にMFチュクウェゼが得点。中央のMFトリゲロスから左サイドを上がったDFコスタへ展開され、クロスに走り込んだチュクウェゼが左足ダイレクトで蹴りこんだ。

終盤は続々と主力組を投入したビリャレアルが相手に反撃を許さず、1点を守りきった。