【ビリャレアル=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(19)が所属するビリャレアルは、エルチェと0-0で引き分けた。

エメリ監督率いるビリャレアルはDFアルベルト・モレノ、MFモイ・ゴメス、FWバッカを怪我で欠いた一方、負傷欠場していたFWパコ・アルカセルが公式戦5試合ぶりにベンチ入りした。

エメリ監督は先発メンバーを、MFイボーラ以外の10選手を入れ替えた欧州リーグから国内リーグ用に戻し、前節Rソシエダード戦から2選手を入れ替え、4-3-3でプレーした。

欧州リーグ全5試合に先発出場している久保は、リーグ戦5試合連続でベンチスタートだった。

FWカリージョがケガ、FWルーカス・ボジェが出場停止でメンバー入りできず、貴重なFW2選手を欠いたアルミロン監督指揮下のエルチェは、前節カディス戦から3選手を変更し、4-1-4-1で戦った。

ビリャレアルは試合開始後、丁寧にボールを回し、前半10分までにDFエストゥピニャンやFWジェラール・モレノがシュートを打っていった。その後も主導権を握るが、エルチェの後方で構える組織だった守備を崩せずに時間が経過。

防戦一方だったエルチェは前半半ば過ぎに反撃を開始する。26分にMFテテ・モレンテがチーム最初のシュートを打った後、スピーディーなパス回しでビリャレアルのプレスをかわしていくが、新たなチャンスを作ることはできなかった。

前半は拮抗した展開の中、両チームとも大きなチャンスなく終了した。

ビリャレアルは久保とパコ・アルカセルを後半開始から投入し、システムを4-4-2に変更。久保は右サイドハーフでプレーした。

選手交代で流れを取り戻したビリャレアルは久保が攻撃にうまく絡み、後半開始直後からジェラール・モレノ、パコ・アルカセル、エストゥピニャンが立て続けにゴールを狙っていく。そして18分、久保がペナルティエリア内で倒されたかに見えたがPKの笛は吹かれなかった。

優勢にプレーしたビリャレアルは25分にジェラール・モレノがミドルシュートを放つが枠外に飛び、28分に久保がペナルティエリア内からシュートを打つが、GKエドガルのファインセーブに阻まれた。

ビリャレアルはエルチェの堅い守備を最後まで崩せずスコアレスドローに終わり、公式戦14試合連続無敗をキープしたものの、リーグ戦を3試合連続で引き分けた。リーグ戦成績は12試合5勝6分け1敗の勝ち点21で、暫定ながら3位をキープしている。