レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)が現在、新型コロナウイルスの陽性者と接触し濃厚接触者になったため、隔離措置を取っているとスペイン紙アス電子版が7日に報じている。

濃厚接触者になったジダンは現在、ラ・リーガ(スペインリーグ)のプロトコルに従い、7日に実施した練習で指揮を執らず、隔離措置を取っている最中であるとのこと。無症状で健康状態は良好であるという。

ジダン監督は7日午前、9日にアウェーで行われるスペインリーグ第18節オサスナ戦に向け、選手同様にPCR検査を受け、同日夜に陰性反応を示したことを知らされていた。

クラブはこの結果を受け、すでにリーグ側にジダン監督の状況を詳細に記した報告書を送っている。そしてオサスナ戦で指揮を執るためパンプローナ遠征に参加できるか、それとも引き続き隔離措置を継続する必要があるか、リーグ側の判断待ちだと同紙は伝えている。

ジダン監督は回答を得るまで隔離措置を取り続けなければならず、チームと接触することはできないとのこと。8日中に決定が下されるという。

Rマドリードではこれまで、マリアーノ、ミリトン、カゼミロ、アザール、ヨビッチの5選手が新型コロナウイルスの陽性者になっていた。(高橋智行通信員)