レアル・マドリードがバイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)と来季入団で合意に達したとスペイン紙マルカ電子版が18日に報じた。

アラバのバイエルンとの契約は今年6月30日まで。クラブからの契約延長オファーを全て断っているため、来季に向けて1日から他クラブと自由に交渉できるようになっている。

そのためマンチェスター・シティー、パリ・サンジェルマン、リバプール、チェルシーなど欧州の多くのビッグクラブが興味を示していた。その状況の中、Rマドリードは即座に動き始め、数日前に年俸約1100万ユーロ(約13億7500万円)の4年契約のオファーを提示し、すでにアラバ本人に受け入れられたと同紙は伝えた。

Rマドリードに決めた理由のひとつとして、アラバが10シーズン過ごし、全てを勝ち取ったバイエルン退団を決断した後、スペインでプレーすることを望んでいるためと説明している。

現時点でRマドリードは正式発表していないが、この移籍が実現した場合、Rマドリードは今夏、移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」で6500万ユーロ(約81億2500万円)もの市場価値のあるアラバを移籍金なしで獲得することになる。(高橋智行通信員)