2月4日からカタールで行われるクラブワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選が19日、スイスのチューリヒで行われ、アジア王者・蔚山(韓国)が4日の初戦でティグレス(メキシコ)と対戦することになった。勝てば、準決勝で南米王者と戦う。1月30日に行われるリベルタドーレス杯決勝でパルメイラスとサントス(ともにブラジル)が激突し、南米王者が決まる予定。

また13年大会以来の優勝を狙う欧州王者バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は、アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)と開催国枠アルドハイル(カタール)の勝者と準決勝で対戦する。

今大会では、新型コロナウイルスの影響でオセアニア代表オークランド(ニュージーランド)の不参加が決定。出場チームが1クラブ減って6となった。またスタジアムも3会場からアハマド・ビン・アリ・スタジアムとエデュケーションシティ・スタジアムの2会場となった。

当初の予定から規模や日程に変更があったが、2会場はいずれも22年W杯カタール大会で使用される最新式の美しいスタジアム。また有観客で行われるということもあり、今年12月に次回クラブW杯を開催する日本にとっても、コロナ禍での大会開催の参考となりそうだ。