バルセロナの新星、MFイライシュ・モリバ(18)がプロ初ゴールに喜びの声を上げた。

1-0の後半22分から途中出場。同38分、ゴール正面で左からのメッシのパスを受けると、右足ダイレクトシュートを打つと見せかけて切り返し、目の前の相手選手の逆をとってから、豪快な左足ミドルを決めた。

ギニア生まれのモリバは10年にバルセロナの下部組織「ラ・マシア」に入団。今年1月にプロデビューを飾ったばかりで、この試合がトップチームでの5試合目だった。うれしい初ゴールに「神に感謝したい。メッシがパスをくれて。どう切り返したかも分からないけど、左足でシュートしたらゴールが決まった。絶対に忘れないし、墓場まで持っていきたい。父、母…家族みんなにささげるよ」と話した。

若手を積極的に起用するクーマン監督もモリバを評価。「彼が出場するときは、そのパーソナリティーとエネルギーでチームに何かをもたらしてくれる。ボールを持つと力を発揮するし、フィジカル面も強い。今後もトップチームでの出場を増やしていける実力があることを証明している」とたたえた。