7日に実施されたバルセロナ会長選で当選したジョアン・ラポルタ氏(58)が8日、カタルーニャのラジオ局RAC1のインタビューに登場。バルセロナの選手たちから会長就任に関して祝福のメッセージが届いたことを明かした。

同氏は「何人かの選手が祝福してくれた。それは誰かって? 例えば、レオ・メッシ、ジェラール・ピケ、ジョルディ・アルバなどだ。でもそれは普通のことだと思うよ」とうれしそうに話した。

今季終了後にクラブとの契約が切れるメッシも息子とともに投票に行った。ラポルタ氏は「メッシが投票に行くのを見るのはとても素晴らしいことだ。それは彼がバルセロナを愛しているさらなる証明のひとつだよ。私は彼がとどまりたがっていると確信している」と断言。メッシの投票がクラブ愛を示すものだと繰り返し強調した。

ラポルタ氏はメッシの引き留めを含めた今後のプランについて「話し合いができるのでとても落ち着いている。我々はバルサとレオのためにベストを尽くすつもりだ。彼は私を励まし祝福してくれた。監査結果が出た後、我々はスポーツ面で魅力的な提案をすることができるだろうし、再びチャンピオンズリーグで優勝できるはずだ。私はお金に左右されず、経済問題に対処することができると確信している」と意気込みを示した。

メッシの契約は今年6月30日まで。新会長を迎えたバルセロナの今後の動向に注目が集まる。(高橋智行通信員)