パリ・サンジェルマンは6日(日本時間7日)に欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で、敵地でのバイエルン・ミュンヘン戦に臨む。昨季決勝で敗れた相手との再戦となる。

今季は決勝トーナメント1回戦で、バルセロナに勝利。4季前に「屈辱的大逆転負け」を喫した相手に雪辱を果たした形で、再びリベンジとなるか、注目されている。

鍵を握る選手の1人はエムバペ。モナコ所属で18歳だった16-17年大会で大ブレークし、チームの4強入りに貢献し、これが評価されて、パリ・サンジェルマンに移籍した。

欧州連盟(UEFA)によると、エムバペは「僕にとって欧州CLはとても重要だ。負けて苦しむこともあるけど、勝てば感動もたくさんある。W杯は“聖杯”だけど、クラブレベルでは欧州CLが最高峰だ。歌にあるように“最高のチーム”のためのもの」。欧州CLアンセムのフランス語の部分で「最高のチーム」と歌われており、本大会への思い入れを語っている。

「バイエルン・ミュンヘンは素晴らしいチームだ。同時に、ミュンヘンでの第1戦に向けて準備と自信はある。楽しみにしてもらっていい試合だし、好ゲームになるはずなので、テレビの前で見てほしい。いいショーを見せて、それがうまくいけば勝てます」。好敵手との対戦は、エンターテインメントとしても大きな価値があると言いたげのようだ。