10日にバルセロナと「エル・クラシコ」を戦うレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)が9日、前日会見に登場。

相手のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の来季残留を希望した。ESPN電子版が報じた。

メッシの現契約は今年6月30日まで。メディアから「これがメッシにとって最後のクラシコになる可能性があるが?」と聞かれたジダン監督は「私は彼が来季もバルセロナに残ることを希望する。気分よくプレーできるだろうし、スペインリーグにとっても良いこと」と話した。

メッシにとって最後になる可能性を含めて盛り上がりを見せるクラシコ。ジダン監督は「相手は素晴らしいチーム。我々はバルセロナのストロングポイントに打ち勝つように努力するし、ボールを保持して良い試合がしたい」と意気込んだ。

ただ、その上で「クラシコでの敗戦=シーズン終了」にはならないと強調。「シーズン最後まで戦い抜く。あと勝ち点を何点取れるか分からないが、明日の試合は勝ち点3だ。それはエイバルでも、カディスでも、相手がどのチームでも同じだ」と、クラシコを特別視しないことを強調した。

またジダン監督は来季去就が注目されているパリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペについて聞かれると「我々はお互いをとても良く知っている。でもそれだけだ。彼は私の選手ではないし、何も話せない。キリアンは素晴らしい選手で、彼が将来的にどうしたいのかは、見守るしかない。現時点で私が気にすることではないよ」と話した。