マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督(48)と、トットナムのジョゼ・モウリーニョ監督(58)の舌戦に、スールシャール監督の息子ノア(20)が参戦した。

11日に行われたトットナム-マンチェスターU戦で、スールシャール監督がトットナムの韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン)の倒れ方が大げさだと非難。「もしあれが私の息子で、地面に倒れたまま立ち上がるのに仲間の助けを必要とするようであれば、食事はおあずけだ。恥ずかしいよ」と話した。

今度はこれを聞いたモウリーニョ監督が激怒。「他のクラブの選手に向かって『オレの息子なら、夕食は与えない』なんて。本当に悲しいよ。でもソニー(孫の愛称)はラッキーだと思う。オーレよりも良い父親がいるのだから」と言い返して、遺恨が生まれていた。

そしてこの2人のののしり合いに、スールシャール監督の息子で、ノルウェー1部クリスチャンスンでプレーするMFのノアが参戦。地元紙の取材に答えて「僕はいつも食事を与えられていた。それは保証するよ」と笑顔で話したという。

実はノアは12日に練習場に現れた際、スールシャール監督とモウリーニョ監督の言い争いのことを知ったチームメートから「今日は朝食は食べられたのかい?」とからかわれたそうで、「僕は孫みたいに寝転んだりしない。モウリーニョはただ単に負けたという事実から話題をそらそうとしただけだよ」と父親に加勢していたという。