ライプチヒのユリアン・ナーゲルスマン監督(33)が、バイエルン・ミュンヘンと監督就任に関する話し合いを行ったという臆測を否定した。ESPN電子版が報じた。

ドイツ代表、Bミュンヘンのレジェンドで、現在はテレビ解説者を務めるローター・マテウス氏が、ナーゲルスマン監督がBミュンヘンの次期指揮官候補の筆頭で、すでにクラブと接触したと発言した。

マテウス氏によると、ドイツ代表のレーウ監督が今夏の欧州選手権を最後に退任するため、現在Bミュンヘンを率いるフリック監督が後任として代表監督に就任する可能性がある。そうなった場合、ナーゲルスマン監督がBミュンヘンの指揮官に就く見通しだという。

だが当のナーゲルスマン監督は14日の記者会見で「これまでも、現在も我々は話し合いなどしていない。私のエージェントが自発的に動いているということもない」とマテウス氏の話を否定。その上で将来的にBミュンヘンの指揮を執ることについては「フットボールの世界ではいつでも新事実が出てくるし、それは予想できない」と否定しなかった。