ハットトリックの活躍でトットナムの勝利に貢献したウェールズ代表FWギャレス・ベール(31)が、解任されたモウリーニョ前監督に代わって暫定的に指揮を執るライアン・メーソン監督(29)の攻撃サッカーをたたえた。

メーソン監督はベール、ケーン、孫興民、デレ・アリ、ロチェルソといった攻撃的な選手を同時に起用し、チームを大勝に導いた。ベールは英スカイスポーツのインタビューで「より前がかりに、ゴールに近い位置でプレーし、より多くのゴールを挙げることができた。ここ数週間練習してきたことで、一晩で変わったわけではないけれど、チームは正しい方向に進んでいると思う。僕たちはトットナムのやり方でプレーできた」と話した。

英デーリーメール電子版はこのベールのコメントを、モウリーニョ前監督への皮肉ともとれると説明。コンディションが整っていないという理由で起用されないこともあったベールがこの日は75分間、元気にプレーし、試合後「感じは良いよ。前にも言ったけど、僕には試合でプレーすることが必要だったんだ。今はそれができている。僕はハッピーであれば、普通に良いプレーができるんだ」と話したことも紹介していた。