ヘタフェは9日、スペインリーグ第35節でエイバルをホームに迎える。

スペイン紙マルカ電子版は試合前日の8日、ヘタフェの久保建英(19)、エイバルの乾貴士(32)、武藤嘉紀(28)の日本人3選手が全員ベンチスタートになると予想した。

前節、ビリャレアルに0-1の惜敗を喫したヘタフェについて同紙は、ボルダラス監督が久保を3試合連続でベンチに置くと予想。システムは4-4-2で、先発予想メンバーは、GKダビド・ソリア、DFはダミアン・スアレス、ジェネ、ティモール、マティアス・オリベラ、MFはニョム、マクシモビッチ、アランバリ、ククレジャ、FWはエネス・ウナル、マタとなっている。

一方、前節アラベス戦で17試合ぶりに勝ち点3を獲得したエイバルについて、メンディリバル監督が乾を5試合連続、武藤を故障明け後3試合連続でベンチスタートにすると予想した。システムは4-4-2で、GKドゥミトロビッチ、DFはコレア、パウロ・オリベイラ、アルビージャ、ホセ・アンヘル、MFはブライアン・ヒル、アティエンサ、ディオプ、エドゥ・エスポシト、FWはセルジ・エンリク、キケ・ガルシアが先発出場すると伝えている。

ヘタフェのリーグ成績は34試合8勝10分け16敗の勝ち点34で15位。降格圏内の18位ウエスカとの勝ち点差は4。対するエイバルは34試合5勝11分け18敗の勝ち点26で最下位。残留圏内の17位バリャドリードとの勝ち点差は5となっている。

リーグ終了まで残り4節。今対戦の結果は残留争いに向け、両チームに大きな影響を与えることになる。(高橋智行通信員)