パリ・サンジェルマンとの3年間の契約延長が8日に発表されたブラジル代表FWネイマール(29)について、バルセロナが裏切られたと感じていると、スペイン紙アス電子版が9日に報じている。

同紙はバルセロナの地元ラジオ局RAC1の情報をもとに、バルセロナが1カ月ほど前、復帰に向けてネイマールを説得するため、クラブスタッフをパリに送ったことを伝えた。その際、ネイマールはパリ・サンジェルマンのプロジェクトに満足できておらず、バルセロナと来季、契約を結ぶ意欲を見せたとのことである。

しかし、8日にはネイマールがパリ・サンジェルマンと1年延長オプション付きの2025年6月30日までの契約延長を締結したことが発表されたため、バルセロナ首脳陣はネイマールのこの行為や態度に対し、うまく利用されたと感じており、怒りを感じていると同紙は伝えている。

(高橋智行通信員)