フランス1部パリ・サンジェルマンが、インテル・ミラノのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(22)の獲得について、インテル・ミラノ側と合意したとESPN電子版が報じた。ハキミと5年契約を結ぶ見通しのパリSGは、出来高込みで移籍金最大7000万ユーロ(約91億円)をインテルに支払うという。

ハキミは、パリSGポチェッティーノ監督とレオナルド・スポーツディレクターが最優先で獲得を目指していたサイドバック。ESPNによるとクラブとハキミ個人は1カ月以上前に合意しており、ハキミがインテル側に移籍成立を働き掛けたという。チェルシーも獲得に興味を示していたが、具体的なオファーは出していなかった。

パリSGは今オフ、移籍金なしでリバプールからオランダ代表MFワイナルドゥムを獲得。ACミランから加入するイタリア代表GKドンナルンマの入団も近日中に発表される見通しで、ハキミは3人目の補強となる。