男子テニスの世界ランク1位で、ACミランのサポーターとしても知られるノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)が、友人でもあるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(39)をたたえた。ESPN電子版が報じた。

イブラヒモビッチは昨季、けががありながらもリーグ戦19試合でチーム最多となる15ゴールを挙げた。ジョコビッチは「彼は良い友人だし、素晴らしい戦士で驚異的な王者。みんなにとっての高い基準となってくれる」と絶賛。「あの年齢で、けがをしてもいまだに前へ進み続けている。あれこそがバルカン半島の精神で、それが彼を成功へ導いているんだ」と、スウェーデン生まれながらボスニア人の父とクロアチア人の母を持ち、ジョコビッチと同じバルカン半島にルーツを持つイブラヒモビッチの“バルカン魂”が成功の理由だと説明した。

ACミランは今季、13-14年シーズン以来となる欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する。ジョコビッチは「僕はミランのサポーター。ロッソネロ(赤と黒)はずっと心の中にある。今季は欧州CLでも国内リーグでも良い成績を残してほしい」と期待した。