ユベントスが今夏、レアル・マドリード所属の元ドイツ代表MFトニ・クロース(31)に興味を持っていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が29日に報じている。

クロースは今夏の欧州選手権参加後、2023年6月30日まであと2年間契約の残るRマドリードでのプレーに集中するため、ドイツ代表から引退することを発表したばかりだった。そんな中、同紙はイタリア国内での報道をもとに、ユベントスがオファーを出すことを検討していることを伝えた。

同紙によると、クロースはユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ監督に非常に好まれている選手であり、ユベントスが移籍金として約4000万ユーロ(約52億円)を準備する可能性があるという。

クロースは常々、Rマドリードで引退することが願いであることを語ってきたため、今後の状況を追う必要があるものの、このオペレーションの実現は難しそうだ。

(高橋智行通信員)