ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が、マンチェスター・シティーへの移籍で個人合意したと、スペイン紙アス電子版が報じた。

23年6月までの2年契約で、年俸は現在の半額となる手取り1500万ユーロ(約19億5000万円)程度になる見通しだという。

ただまだクラブ間での合意はなされていない。ユベントス側はロナウドの放出には移籍金2500万ユーロ(約32億5000万円)が必要と考えており、金銭に加えてガブリエルジェズスの獲得も希望。マンチェスターC側はグアルディオラ監督の要望でジェズスはチームに留めておきたいため、ラヒーム・スターリングを移籍させる用意があるという。

複数の欧州メディアによると、ロナウドの代理人ジョルジュ・メンデス氏が26日にユベントス首脳と交渉。ユベントスが求める条件(移籍金)でのみ移籍を認める旨を伝えられたという。

◆クリスティアーノ・ロナウド 1985年2月5日、ポルトガル領マデイラ島生まれ。アンドリーニャ、ナシオナルからスポルティングの下部組織入りし02年にプロ契約。03年夏に当時のファーガソン監督に認められマンチェスターUに移籍。09年にレアル・マドリード、18年にユベントスへ。プレミア、スペイン、セリエAの3大リーグを制覇。ポルトガル代表では主将を務めるなど16年欧州選手権優勝。バロンドールを5度受賞し、メッシと並び史上最高選手と評される。185センチ、85キロ。