今夏の移籍市場最終日の8月31日に、アトレチコ・マドリードへ期限付き移籍したばかりのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)が2年前にバルセロナと契約を結んだ際の内容について、スペイン紙スポルト電子版が4日に暴露している。

2019年7月10日にバルセロナと2024年6月30日までの5年契約にサインしたグリーズマンの年俸に関しては、これまでさまざまな金額が報じられてきたが、同紙が契約書を確認したところ、書類に記載されている金額と一致しないとのことだ。

そこに記載されている内容によると、グリーズマンの固定給は1年目が税込1700万ユーロ(約22億1000万円)、2年目が税込1800万ユーロ(約23億4000万円)、3年目が税込1900万ユーロ(約24億7000万円)、4年目が税込2000万ユーロ(約26億円)、5年目が税込2100万ユーロ(約27億3000万円)と、毎年100万ユーロ(約1億3000万円)ずつ値上がる条件になっており、5年間の総額は税込9500万ユーロ(約123億5000万円)であるという。

しかしその契約書には出場試合数、獲得したタイトルや個人賞などに対するさまざまな出来高ボーナスが記載されているため、大幅に給与が値上がる可能性があると同紙は伝えている。

(高橋智行通信員)