23日にカディスと対戦するバルセロナのロナルド・クーマン監督(58)が22日、前日会見に出席。声明を読み上げただけで会見場を後にした。

クーマン監督は1-1のドローに終わった20日のグラナダ戦以来、さまざまなメディアから解任について報じられてきた。後任候補としてベルギー代表マルティネス監督やクラブOBシャビ氏らの名前も挙がっている、

そんな中でクーマン監督はメディアやファンに対し「無条件のサポート」を求めた。

「クラブの再建には時間がかかる。若いタレントが次の世界的スターになるには数年はかかる。チームを再建するには若手を起用しなければならない。シャビやイニエスタがそうだったように。しかしそれにはみなさんに辛抱してもらわなければならない」

「欧州CLでも奇跡は期待できない。先週バイエルン・ミュンヘンに敗れたことは、そのような観点から注目されるべきだ。現在クラブが再建中だという観点から」

「メディアのみなさんも、我々がプロセスの途中だということは認識していると思う。我々はこの難しい時に、みなさんのサポートを頼りにしている。グラナダ戦でのファンの素晴らしいサポートについて、スタッフ、選手とも、とてもうれしく思っている」などと読み上げて会見を終えた。