レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ(33)が、メッシ抜きでもバルセロナとの「エル・クラシコ」が世界最高の一戦だと主張した。

Rマドリードは今月24日に敵地カンプノウで今季最初の大一番を迎える。

18年にRマドリードからクリスティアノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)が抜け、今夏バルセロナからメッシが去った。クラシコのレベルが低下しているのでは? という声も聞かれる中、ベンゼマはESPNとのインタビューで「自分にとってはクラシコは今も変わらない。サッカー界のすべての試合の中で最高の一戦だ」と強調した。

「チームに誰がいるとか、誰が去った、誰が加わるとかではないんだ。レアル対バルサには歴史がある。かつてはジダン、ロナウジーニョ、ロナウド、エトーといった選手たちがいて、今は選手は変わったが、レアル対バルサはいつでもレアル対バルサなんだ」。

Rマドリードはクラシコ3連勝中で、しかも相手のバルセロナは公式戦ここ6試合でわずか1勝(2分け3敗)と低迷中。ベンゼマは、それでも気を緩めるべきではないと言う。「バルセロナのような強豪は、結果が悪くても必ず巻き返してくる。相手の調子が悪いからといって、軽く見てはいけない試合だ」とクラシコ4連勝に向けて意欲を見せていた。