レアル・マドリードはシャフタル・ドネツクに5-0と完勝した。

前半37分にオウンゴールで先制、後半6分と11分にビニシウスのゴールで完全に主導権を握り、同19分にロドリゴ、同ロスタイムにベンゼマが得点を重ねた。

レアル・マドリードは初戦で難敵インテル・ミラノを下すも、第2戦で初出場のシェリフに敗れる失態。さらにシャフタル・ドネツクには昨季2敗を喫していた。そんな中、24日のバルセロナとの“クラシコ”に向けて弾みとなる意義ある1勝となった。

試合の最優秀選手に選ばれたベンゼマは「最初の15分はかなりプレッシャーを感じたが、それに耐えて、僕らは試合をコントロールした。(2得点した)ビニシウスは若いが、順調に成長している。素晴らしい選手で、チームの助けになるために懸命だ。この状態がシーズン通じて続くといいね」と振り返った。

また、アンチェロッティ監督も「このチームは信じられないほどの野心をもって成長している。完璧な試合ができた。最近の結果に対し、うまく対応できた。守備もよかったし、運動量、身体的にも最後までフレッシュで切れもあった」と納得顔。さらに「(2得点の)ビニシウスは確かによくやったが、チームの努力が実った。ビニシウスは若いし、今は創造力や学び、自信にあふれている。でも、今日はチーム全体を称賛したい」と続けた。