史上最多13度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)が、フランス代表FWベンゼマの2ゴールの活躍でシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に競り勝った。

Rマドリードは前半14分に敵陣深くで相手のボールを奪ったビニシウスがベンゼマにつないで同FWが右足で先制ゴール。

その後、同点とされたが、後半16分にもビニシウスの右からのパスをベンゼマが右足で流し込んで勝ち越した。

マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたベンゼマの1点目はクラブの欧州CL通算1000点目。ベンゼマは「僕にとって世界最高のクラブであるRマドリードの1000点目を決められたことに大きな誇りを感じている」と喜んだ。またベンゼマ個人の欧州CL通算63点はクラブ史上3位で、1位は現マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアノ・ロナウド(105点)、2位は現Bチーム監督のラウル(66点)となっている。

前身の大会も含めて欧州CL史上1000得点に到達したクラブはRマドリードだけ。2位バイエルン・ミュンヘン(768点)、3位バルセロナ(655点)、4位マンチェスターU(529点)、5位ユベントス(468点)を大きく上回っている。(高橋智行通信員)