スールシャール監督を解任したマンチェスター・ユナイテッドが、フランス1部パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督(49)を後任候補に考えており、パリSGも同監督の退団に備えて前レアル・マドリード指揮官のジネディーヌ・ジダン氏(49)に連絡を取ったと、複数の欧州メディアが報じた。

ポチェッティーノ監督とパリSGのスポーティング・ディレクターであるレオナルド氏の関係がうまくいっていない。メッシ、ネイマール、エムバペらの操縦にも手を焼いているポチェッティーノ監督がマンチェスターUの指揮官就任に大きな関心を示しているという。

すでにマンチェスターUがポチェッティーノ監督とコンタクトを取ったという報道もある。マンチェスターUがパリSGに支払う違約金は1000万ポンド(約15億8000万円)程度とみられている。

ポチェッティーノ監督は19年までトットナムの指揮官を務め、家族はいまだにロンドンに住んでいる。そのためプレミアリーグへの復帰を希望しているもよう。同監督がマンチェスターUへ移り、パリSGジダン監督が誕生するという「玉突き人事」が起こる可能性が出てきた。