今夏の欧州選手権でプレー中に心停止状態となって倒れ、現在は体内に植え込み型除細動器を取り付けて生活しているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン（29＝インテル・ミラノ）が、トレーニングを再開した。英BBC電子版が報じた。

エリクセンはユース時代に所属した母国のクラブ、オーデンセの施設で練習を始めたという。同クラブの広報担当者は「ユース時代にここでプレーし、近くに住んでいるのだから、彼にとってこのクラブでトレーニングをするのは自然なことだと思う。彼のために施設を提供できてとてもうれしい」などと話した。

エリクセンは現在、イタリアの医療機関など関係当局から国内でのプレーを禁じられており、今後、コンディションが回復した後、イタリア国外のクラブへ移籍する可能性が報じられている。