スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)が、フル出場したハーツ戦で決勝ゴールを決めた。

前半33分、右DFラルストンの右クロスに対し、ニアサイドに飛び込んで、右足で得意のワンタッチゴールを決めた。試合はそのままセルティックが勝利。古橋のゴールはリーグ戦では2試合ぶり8点目。公式戦では4試合ぶり14点目となった。

しかしそのゴールがオフサイドなのではないかと論争になっている。映像で見ると古橋は微妙な位置から飛び込んでいるが、スコットランドではまだVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されていないため、審判の判断は覆らない。

英スコッツマン電子版によると、ハーツのニールソン監督も執拗(しつよう)に抗議した古橋の得点について、レンジャーズやキルマーノックで活躍した解説者のクリス・ボイド氏(38)が「あれはオフサイドだった。間違いない。議論の余地はない」と断言。同氏は「早急にスコットランドにもVARを導入すべき。ハーツは傷つくはずだ。間違いなくオフサイドなのだから」と話した。