スペイン紙アスは、11月27日のヘタフェ戦で右膝半月板のケガから戦列復帰したマジョルカMF久保建英(20)が、4日のアトレチコ・マドリード戦に「レアル・マドリードの一員の気持ちで臨む」と予想した。

昨季リーグ王者Aマドリードは現在2位。消化試合が1試合少ない状況ながら勝ち点29で、首位Rマドリードを勝ち点7差で追っている。マジョルカが勝利すれば、久保の所属元であるRマドリードにとってもプラスに働く。

アス紙は「万全の状態に戻りつつある久保にとって今日は特別な試合になるだろう。彼はアトレチコ相手に“個人的なダービー”をプレーし、もしゴールを決めれば、Rマドリードに大きな利益をもたらすことになる」と記した。

久保はこれまでAマドリード戦に3度出場しているが、0勝1分け2敗で無得点と良いところがなかった。今度こそ、マジョルカの、そしてRマドリードの一員として両クラブに貢献したい。(高橋智行通信員)