マジョルカの日本代表MF久保建英(20)がスペイン国王杯4回戦・エスパニョール戦で鮮やかなFKを決めた。

先発した久保は前半32分、ゴールやや右、約22メートルの位置から、壁を越えて鋭く曲がり落ちる軌道でゴール右隅へFKを蹴り込んだ。

マジョルカは後半にも追加点を挙げて2-1で勝利。準々決勝進出を決めた。

スペイン紙マルカは採点で久保にチームトップタイの2点(最高3点)をつけ「タケ・クボが素晴らしいFKで先制点を記録した。(相手GK)ディエゴ・ロペスは体を精いっぱい伸ばして飛んだものの何もできなかった」と記した。

チーム2点目を決めたアブドンが久保と同じ2点だった。

久保の今季国王杯成績は2試合で1得点2アシスト。一方、リーグ戦は11試合で1得点となっている。

マジョルカはこの後、22日にビリャレアルとリーグ戦を戦う。(高橋智行通信員)