AP通信は19日、メキシコサッカー連盟が同性愛嫌悪行為を試合で行ったファンは、代表試合から5年間入場禁止にすることを表明したと報じた。

ヨン・デ・ルイサ連盟会長は、チケットを購入する際に個人情報を登録し、スタジアムの入り口でQRコードと身分証明書を提示する必要があると話した。攻撃的なチャント(掛け声)を行った人を追放し、入場禁止を確実にするために、代表の試合でのセキュリティーは強化される。

11月1日に行われたFIFAの懲戒委員会は、メキシコ代表にW杯予選ホーム2試合の無観客開催を命じ、10万スイス・フラン(約1250万円)の罰金を科した。10月にメキシコシティーで行ったW杯予選のカナダ戦とホンジュラス戦で、同性愛嫌悪のチャントが行われたための罰則だった。