日本代表FW南野拓実(27)の所属するリバプールが、トットナム、マンチェスター・ユナイテッドも狙うコロンビア代表FWルイス・ディアス(25=ポルト)獲得に迫っていると、ESPN電子版が報じた。

もともとリバプールのクロップ監督がディアスを高く評価しており、今夏移籍金5000万ポンド(約79億1000万円)のオファーを出す予定だった。だがトットナムが冬の移籍市場で同FWに猛烈アタックをかけており、リバプールも前倒しで獲得レースに参戦した形だ。

ポルトは現状、移籍金3700万ポンド(約58億5000万円)+出来高1250万ポンド(約19億8000万円)を求めている。リバプール側も金額に異論はなく、ESPNによると、現時点でリバプールが獲得レースの先頭を走っているという。

ディアスは今季ポルトでリーグ2位の14ゴールをマークしているウインガー。もし獲得となれば、ポジションがかぶる南野にとっても無関係な話ではなくなる。ただ地元紙リバプール・エコー電子版によると、リバプールはディアスを獲得できた場合でも、よほどの高額オファーがない限り南野やオリギを放出することは考えていないという。