ロシアと政治的に強いつながりをもつ中国で、今週末のプレミアリーグのテレビ放送が中止となった。複数の海外メディアが報じた。中国でプレミアリーグの放映権を持つiQIYI社がリーグ側に通達したという。

プレミアリーグはこれまで「心の底からロシアの行動を拒絶します。我々は平和をよびかけ、我々の心は被害を受けた人々とともにあります」と声明を出し、ウクライナへ軍事侵攻したロシアを非難していた。

試合中もスクリーンにウクライナ国旗や「サッカー界はともに立ち上がる」など同国を支持する標語が現れ、ファンもウクライナをサポートする横断幕をかかげるため、iQIYI社が中国上層部に配慮して放送を取りやめたもようだ。

19年には中国の国営放送がアーセナル-マンチェスター・シティー戦の放送を中止した。当時アーセアルに所属していたMFエジル(現トルコ1部フェネルバフチェ)がSNSに自身と同じイスラム教徒のウイグル人の扱いについて中国政府を批判するコメントを書き込んだことが原因とされている。