プレミアリーグ・ブレントフォードに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(30)の今夏の移籍が濃厚になったと、ESPN電子版が17日、報じた。

エリクセンは昨夏の欧州選手権フィンランド戦のプレー中に心停止状態になって倒れ、その後、奇跡的に一命を取り留めた。

そして手術で体内に植え込み型除細動器(ICD)を装着。リハビリを経て、今年1月にデンマーク年代別代表で指導を受けたフランク監督のいるブレントフォードと6カ月の短期契約を結んで戦列復帰した。

ブレントフォードでは1ゴール4アシストをマークするなど、予想以上の活躍を見せ、クラブは来季の契約を正式にオファーした。

しかしトットナムやマンチェスター・ユナイテッドもエリクセン獲得に興味を示しており、同MFは他クラブへの移籍に傾いているもようだという。

まだ残留の可能性が消滅したわけではないが、エリクセンは先月、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを希望していると明らかにしていた。