プレミアリーグのチェルシーが、クラブ内でいじめが行われているという訴えについて調査を開始した。複数の海外メディアが報じた。

チェルシーでは1月に元職員でチェルシーTVのトップであったリチャード・ビグネル氏が自殺。他の数人の職員や元職員もマーケティング部門の役員からいじめを受けていると訴えている。同役員の高圧的な態度により、仕事中に泣きだしてしまう職員もいたという。

ビグネル氏は病気休暇から復帰した直後の昨年9月にクラブを解雇され、精神的に落ち込んでいたもようだ。

チェルシーを買収した米国人実業家トッド・ボーリー氏らは第三者機関によるチームを立ち上げ、クラブ内でいじめが行われていたのか調査を開始した。

ボーリー氏らの新役員会は声明を発表し「我々の心はリチャードの家族とともにあります。彼の死はクラブ職員とサッカー界の人々に悲しまれています」

「状況を調査した上で、弁護士を通じ、リチャードの家族と迅速に連絡をとっていきたい」などとした。