サッカーの米MLSロサンゼルスFCに移籍したウェールズ代表FWギャレス・ベール(32)が、今後の展望を語った。11日、英公共放送「BBC」などが伝えた。

ウェールズの英雄として知られる男は、母国を1958年ワールドカップ(W杯)スウェーデン大会以来、64年ぶり2度目のW杯本大会出場へ導いた。今月16日には、33歳の誕生日を迎えるベテラン。「半年や1年、ここにいるために来たのではない。このリーグで、このチームで、自分の足跡を残したいと思っている」と新たなキャリアをつくりあげることを誓った。

米MLSには、過去に元イングランド代表MFベッカム、ジェラード、FWルーニーなどが在籍した。ベールは「今は、もう誰も引退リーグとは思っていないだろう。ここは天候も難しい。それに移動も大変。レベルは本当に上がっている。ヨーロッパの人たちが思っているよりも、ずっといい。スタジアムも、チームも良くなっている」とリアルを口にした。

13年にトットナムから、当時世界最高額の1億ユーロでレアル・マドリードに加入したレフティー。長年在籍したクラブを今年6月末で退団。新天地となる米国で、再び輝きを放つ。

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