パリ・サンジェルマン(PSG)が6-2で大勝し、日本ツアーを3戦全勝で終えた。中でもFWメッシが、日本ツアー3戦目で2点目を決めるなど、ゴール前で圧倒的な力を示した。

3-1のリードで迎えた前半39分、左クロスにゴール前に飛びだしたメッシが、左足で強烈なシュートを決めた。初戦の川崎フロンターレ戦以来のゴールとなった。

そのメッシは先制点もお膳立てした。前半28分、ガンバ大阪のDF三浦が前線にフィードしたが、その球がPSGの選手にあたり、決定機を迎えた。メッシが放った左足のシュートは、G大阪GK東口が1度は阻止したが、こぼれ球をFWサラビアが決めた。

PSGは2点目をFWネイマールがPKで決め、3点目はDFメンデスが左足で豪快に決めた。

G大阪は0-2で迎えた前半34分、ゴール前の混戦から、最後はDF黒川が押し込んで意地を見せた。

それでも前半だけで、PSGが圧倒的なプレーで大量4得点を記録し、観客からは大きな拍手が起きた。

後半15分には、ネイマールがこの日2点目を右足で決めた。G大阪も同25分、途中出場のFW山見が、右クロスに右足のゴールで反撃し、本拠地のサポーターも大喜びだった。

最後は途中出場のFWエムバペがPKを決め、大勝に花を添えた。

この日の観客は3万8251人でパナスタ史上最多動員となった。4万人動員が可能の専用スタジアムで、G大阪では過去最多は19年8月18日のJ1リーグ第23節ジュビロ磐田戦の3万7334人だった。