30日のボーンマス戦に後半途中から出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)について、スペイン紙は低評価だった。

Rソシエダードは30日、プレシーズンマッチ4戦目でプレミアリーグのボーンマスと対戦。ミケル・メリーノとスベルディアのゴールにより2-1で勝利した。

後半19分より出場し中盤でプレーした久保は、同34分にオラサガスティの巧みなヒールパスからシュートを放つが、DFにブロックされ惜しくも得点できなかった。

この日の久保のパフォーマンスに対し、Rソシエダの地元紙エル・ディアリオ・バスコは「いつも通りのひらめきでボールを受け相手と対峙(たいじ)したが、レルマにボールを奪われ失点の起点となった」と評し、チーム最低タイの2点(最高5点)をつけた。

久保の他、ゴロサベル、ル・ノルマン、アイヘン・ムニョスなど13人が2点。一方、チームトップは全得点に絡み2点目をFKからアシストしたブライス・メンデス、中盤で攻守に渡り存在感を発揮したスビメンディ、先制点をアシストしたカルロス・フェルナンデスで4点だった。

Rソシエダードはこの後、8月5日午前にエイバル、夜にビルバオと対戦し、今夏のプレシーズンマッチを終了。同14日にアウェーで行われるカディス戦でリーグ開幕戦に臨む。(高橋智行通信員)