期限付き移籍していたベルギー1部サンジロワーズから戻り、今季は所属のブライトンでプレーしている日本代表MF三笘薫(25)が、ついにプレミアリーグデビューを果たした。

ホーム開幕戦のニューカッスル戦で、後半30分から途中出場。3-4-2-1システムの左ウイングバックでプレーした。スルーパスで惜しいチャンスの起点となり、左サイドのドリブル突破から中央へ折り返し、味方がシュートを決めていれば先制という「アシスト未遂」の場面もあった。持ち味を存分に発揮し、次戦以降、より長いプレー時間を与えられそうなアピールぶりだった。

試合はそのまま0-0で終了。ブライトンは開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦に続く2連勝はならなかった。

地元メディア「サセックス・ライブ」電子版は採点で、三笘にマーチ、ララーナと並ぶチーム最高タイの「8点」をつけ、「速さとポゼッション時のつかまえにくさで、即座に左サイドにインパクトを与えた。決勝点になっていたはずのグロスのシュートをお膳立て。とても有望な選手だ」と記した。