バルセロナは28日、スペイン人DFエクトル・ベジェリン(27)が左足を負傷したと公式サイトで発表した。

ベジェリンは27日に行われた練習で左足に違和感を覚え、翌日に検査を受けたところ左足ヒラメ筋負傷と診断された。スペイン紙スポルトによると、順調に回復した場合でも戦列復帰までに3~4週間かかるとのことだ。

バルセロナでは先週から今週にかけて行われている代表戦で多数のけが人が発生。ここまでフランス代表DFクンデが22日のオーストリア戦で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷ししたのを皮切りに、ウルグアイ代表DFアラウホ、オランダ代表DFデヨング、オランダ代表FWデパイが次々と戦線離脱を余儀なくされ、ベジェリンはここ1週間で5人目の故障者となった。

この中で軽傷のデヨングを除き、回復に最低でも数週間かかるとのこと。特にアラウホは28日にフィンランドで右足内転筋負傷による手術を受け、復帰までに3カ月かかる見込みであり、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会参加が絶望的となっている。

今季バルセロナに加入したばかりのベジェリンはここまで公式戦2試合に出場している。

(高橋智行通信員)