日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは敵地でジローナに5-3で勝利した。久保は先制点をアシスト、またチーム5得点目を奪う活躍を見せた。

国際Aマッチ期間終了後の初戦。日本代表活動を終えた久保は2トップの左でスタメンに入った。アウェーでの先制点は前半8分。中央でボールを持ったMFダビド・シルバのスルーパスを受けた久保は左足でグラウンダーのクロスをゴール前のスペースへ。走り込んだFWセルロートがダイレクトで合わせ、流れるような連係でゴールを奪った。

23分に追いつかれる。MFリケルメに豪快なミドルシュートを決められた。27分にもDFマルティネスにヘッドを決められ逆転を許したが、42分にセルロートがたくみな抜けだしから浮き球のパスをうまく処理して決め、同点とした。

2-2で後半を迎えると、3分に勝ち越しを許す。カウンターからFWカステジャノスのミドルシュートを浴び、GKが体に当てたもののそのままネットを揺らされた。

20分にふたたび同点に。右サイドからのFKをMFブライス・メンデスが左足で直接蹴り込み追いついた。

さらに26分に逆転。久保やシルバらが絡んだパス交換で左サイドを崩し、シルバがクロス。ゴール前のこぼれ球にMFスビメンディが詰め、つま先でゴールへ押し込んだ。

終盤の40分に久保に今季リーグ2得点目。カウンターからセルロートのパスを受け、DFのマークを外して左足を振り抜きゴール右隅を射抜いた。

試合を通してチャンスメークや効果的なプレスで存在感を示し、さらにダメ押しのゴール。後半43分に退いた。チームはこのまま勝利し、勝ち点3を積み上げた。