ジネディーヌ・ジダン氏(50)がワールドカップ(W杯)カタール大会後、フランスサッカー連盟とフランス代表監督に就任することですでに基本合意しているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が21日に報じた。

ジダン氏はレアル・マドリードで16年1月から18年5月、19年3月から21年5月の2期にわたって監督を務め、前人未到の欧州チャンピオンズリーグ(CL)3連覇など数々の偉業を達成し計11タイトルを獲得。辞任後から現在に至るまで無所属の状態が続いている。

そんな中、ジダン氏は12年7月から10年以上フランス代表を率いてきたディディエ・デシャン監督の後を引き継ぎ、年明けより母国の代表監督を務めることが内定済みであるという。

また同紙によると、フランス代表を指揮するのがジダン氏の夢のひとつであるため、今夏パリサンジェルマンからのオファーを断ったとのことだ。(高橋智行通信員)