バルセロナが24日、オランダ代表MFデ・ヨング(25)が右足大腿(だいたい)二頭筋にけがを負ったことを発表した。

デ・ヨングは今週から来週にかけて欧州選手権予選でフランス、ジブラルタルと対戦するオランダ代表に招集されていた。しかし19日に行われたスペインリーグ第26節レアル・マドリード戦で右足を痛め、不参加に。その後、クラブで24日に検査を受け、右足大腿二頭筋負傷と診断された。

バルセロナは復帰時期を明らかにしていない。スペイン紙ムンド・デポルティボによると、その手のけがは通常、回復までに3~4週間かかるため、4月5日に開催されるRマドリードとの国王杯準決勝第2戦の欠場を余儀なくされる可能性があるという。

デ・ヨングは今季ここまで公式戦34試合に出場し、2得点1アシストを記録しており、テア・シュテーゲン、レバンドフスキ、ガビに次ぎ4番目に出場時間の長い選手になっている。そのためクラシコに間に合わない場合、シャビ監督にとって非常に頭の痛い問題になるだろう。(高橋智行通信員)